2010-09-22

上野美術散策




今年最後の真夏日になりそうな日差しのなか、午前中にライセンスブランドの原型チェックが全て終わりましたので、そのままふらっと上野・西洋美術館へ。お目当ては開催中のカポディモンテ美術館展...
ではなく、同時期に常設展示されていた19世紀フランスの版画コレクション。特にオディロン・ルドンの連作『聖アントワーヌの誘惑』は、一度はこの目で見ておきたかった憧れの作品群なのです。


版画室はやや判りづらい場所にあるからでしょうか、見物客も少なくとても静か。ルドンの他、やはり好きな作家の一人 ギュスターヴ・モロー原画の版作品を発見したり、当時のパリの街並を細かに写しとった風景画が絵巻のように遠くに向かって広がる構成になっているのに驚いたり(ジャポニスムの影響なのかしら?)さすがは松方幸次郎氏のコレクション、素晴らしい収集クオリティです!
一点一点をじっくり鑑賞出来て、大満足でした♪




そしておまけがもう一つ。上野駅の歩道橋というのか、広めのスペースに展示されていた「TAITOしたまち産業賞」の紹介ケース。和室の装飾金具が沢山陳列されていて思わず足をとめて見入ってしまいました。

襖や障子の引き手部分を飾ったり、昔は釘隠しにも洒落っ気というか、細やかな装飾がなされていたのですよね*





堀口製作所さんという台東区の会社さんだそうです。こういった職人さんの技は本当に引き継ぐべき価値ある文化財なのだと思います*



『19世紀フランス版画の闇と光』9月18日(土)~11月28日(日) 国立西洋美術館 版画素描展示室


2010-09-13

Green season -Bangkok -


先週からタイ・バンコクで開催されている、ジェム&ジュエリーフェアに行ってまいりました。 深夜便でしたが欧州に比べるとフライト時間は半分の6時間、時差も2時間と快適です♪



さて、猛暑の日本を脱出してきましたが、こちらはグリーンシーズンと呼ばれる雨期。毎日どこかの時間帯で雨が降ります。
8年ぶりのバンコクは高層ビルも増え、ホテルやフェア会場はきれいに整備されていて経済成長中の都市ならではの活気に溢れていました。

移動は車、会場内は冷房完備で肌寒い程。インターネット設備も整っていて便利な反面、現地の方に聞くと今年は以前のようなスコールではなく、日本のようにしとしと雨のお天気が多いとか。


熱帯化が進み、集中豪雨に悩まされる日本とは逆ですが、やはり世界規模で気候の変化は起きているよう。






フェア会場のジュエリートレードセンターまではホテルから車で一時間程。質の良いサファイアやカラーストーンの業者さんが大勢出展しており、数日かけて見て回りました。





特設ステージでスワロフスキー主催のファッションショーが始まっていたのでちょこっと覗きに行ったところ、何と最前列、フロントロウの席を用意してくれました!! 
大音量のBGMにあわせ、モデルが次々登場する迫力のランウェイ。
やはりファッションショーは楽しい気分になりますね♫





一瞬ですがムービーもどうぞ。
video




会場内のドーナツ屋さんにて。こちらの人達は甘いもの大好きです。






そして最終日にはスコータイホテルで開かれていたサザビーズのオークション商品を見学に。日本ではまず手に取って見る事の出来ないであろうハイジュエラーの逸品を着けさせてもらい、しばし夢心地...♪ 数カラットのカラーダイヤモンドやアンティークのジュエリーウォッチ等陳列されていたのですが、会場内は撮影厳禁の為、
お見せ出来ず。ごめんなさい;




カフェルームにて、プールとテニスコートを眺めながらの休憩。マカロンとクレームブリュレで一服です。




2010-09-01

晩夏 - 日本橋 -


九月に入り、暑さも一段落...と思いきや、向こう2週間程は猛暑が続きそうだとか。その影響で今冬は大雪と、異常気象は年々強くなるように感じます。熱波と寒さに身の危険を感じながら過ごす日々では、四季の移ろいを楽しむ事もいつか出来なくなってしまいそう...
とは言っても、午前中賑やかに鳴いていたミンミン蝉はどこか哀愁漂うヒグラシの声に代り、夜には鈴虫の音色が響き始めて、季節の楽しみはまだまだ身近にあるのです*




今日は日本橋へ。顧客様の納品と、以前にオーダー頂いたジュエリーのメンテナンスも兼ねてお目にかかりました。お作り頂いてから数年経ちますが、大切に使って下さっている自分の作品に再会できるのはとても嬉しいひとときです。
ものづくりの根っこや表現スタイルについてのお話など、楽しい中にも目からウロコ(*o*)の話題に、あっという間に時間は過ぎてしまいました。


夏バテ気味の心に元気をたくさん頂いて、来週からは少しだけ、日本を留守にいたします。
戻って来る頃には秋の気配を感じられますように...





日本橋の地下で目に飛び込んで来た鮮やかな紫に、しばし暑さを忘れます♫